求める人物像
職人として成長すること
「手に職をつける」という言葉があります。何か他の人にはないような特別な技術を身につけることで、それを一生の仕事にして安定した社会人生活を送ることができるといった意味合いです。古本スプリング工業は職人仕事で製品を生み出している会社なので、会社も社員も「手に職をつける」ことで成長をつづけてきました。
職人という呼び方自体に古さを感じる方もおられるでしょう。しかし、それだけ古い呼び方が今も通じるのは、職人の価値が今も失われてはいないからです。スプリング製造は進化をつづけてきましたが、その進化を担ってきたのは職人たちです。今の近代的な社会がつづくかぎり、スプリングは産業や社会のあらゆる場面に必要とされる重要な部品です。つまり、職人としてスプリングづくりの技術を身につけると、それは一生の仕事との出会いを意味します。努力が人を裏切らない世界でもあるので、ぜひ手に職をつけて一生の仕事に出会っていただきたいと思っています。
最近の若い人は職人仕事に向いていないと言う人がいますが、そんなことはありません。社長である私も、かつて若いころは年配の人たちにそう言われたものです。一人ひとりの能力や性格は違うので、それぞれの人のやり方、成長のしかたがあっていいと思います。長い目で人を育て、手仕事で何でもこなせるような職人になることができる古本スプリング工業では、あなたの職人への道のりをお手伝いさせて頂きたいと思います。
社長からのメッセージ
職人の仕事は一人前になるにはおよそ10年はかかります。
もちろんですが個人差はあります。
私は30歳の時から始め父親に基礎から全て学びました。
とても長く厳しい道のりなので努力と苦労は必要不可欠です。
失敗や理解に苦しみ何度も挫折を経験しましたが、決して諦めず職人への夢と希望を持ち続け戦ってきました。
古本スプリング工業株式会社二代目筆頭として全身全霊でこれから先の未来も職人としての誇りを大切にし守り続けます。
代表取締役社長 古本 寿正